「ケーキの切れない非行少年たち」を読んだ

今日のドジ。
公共料金の支払いのため銀行に。入金と思ったら通帳は持ったのだがお金を忘れた。残高の確認で終わった。
今日のドジ。

かつてなら、身投げしたくなるくらい悔しかったのだが、少しづつ慣れてきた。
いまなら、お酒の池に身を投げたくなるくらい悔しい。(禁酒中)


「ケーキの切れない非行少年たち」宮口幸治著 新潮新書
を読んだ。
児童精神科医が非行少年との出会いをまとめた本。
育ち、犯罪、更生が描かれる(あまり正しくない言い方だ)。
超高速読みで、一気に読んだ。
犯罪を犯す少年は、大小の知的障害を抱えている場合が多い、と。
見落とされた障害が犯罪につながっていると。
読み応えがあった。

ただね、べんさんは思うのだ。
人はどこかに、少しの個性というか「障害」を抱えて生きている。
現代社会は、一定の「みんなと同じという社会性」を身に付けないと生きていけない社会だ。
資本論の受け売りだけど、工業化される前の社会だったら、農業などで、少しの障害を持った人でも社会的に居場所があったように思うのだ。
高度な生産性社会は、IQで人を選別したりする。
そもそも、その辺りが問題なのではと、少ない頭で(一つしかない)べんさんは考えながら読んでいた。
要するに、資本主義社会だからこそ、そうした子どもたちが許容されないのではないかと。

ただね、タイトルがね。
売れることを狙ったのかね。
「ケーキが切れない非行少年たち」だよ!
わからん。
タイトルの付け方が気に入らないね。
狙いすぎだ。
べんさんが編集者なら「少年犯罪、児童精神科医は見た!」
どうだろう?


それにしても、考えなければならない問題を提起した本でした。
あーあ、読書よりやらなければならない仕事がたくさんあるのだ。

ドジべんさんも大変なのだ。

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この記事へのコメント

とっくん
2021年03月26日 23:23
べんさん、この本もやはり平積みにされていますね。僕はまだ読んでいません。読んでみようと思います。
「障害」については、いろいろと思うところがあるのですが、確かに今はすぐに診断が下されてしまったり、社会的に許容が狭まっていることは感じています。
遊心
2021年03月27日 08:43
べんさん、私も実は障害者のひとりなのです。精神障害で1級の認定を受け、障害年金の交付まで受けている。詳しくいうと双極性気分障害(いわゆる躁鬱病)というもので、時々元気に成るが、あるひばったり倒れ、しばらく、長いときは数年立ち上がれなくなります。

「博学の遊心さんが精神障害!」と驚かれるかももしれませんが、バッハもベートーベンも、トルストイも、そして、あの宮沢賢治もも数度のうつ状態を経て、才能が爆発的に開花しています。

怒られるかもしれないが、お釈迦様はその代表です。家も捨て、妻子も捨て、地位名誉を全て捨て、「人間は何のために生まれてきたのか」を、それこそ必死になって考え、ついに菩提樹の下で大悟徹底する。

悟りの内容は人様々で、一概には言えないが、べんさんに言わせると「みんなと幸せになるために生まれてきたんだ」。そのとおり、これはわかりやすくて深い言葉です。私のように深い闇を通ってきた者には、この言葉が希望の光となって輝いて見える。

ありがとう、べんさん。